訪問看護ステーションひばり
精神科訪問看護の役割
昨今の精神科医療においては、入院による治療期間を短縮し、地域で生活しながらの治療を求められるようになってきました。しかし退院してすぐは、環境の変化によるストレスも、病気の病状に悪影響を及ぼしてしまいます。地域での生活を軌道に乗せ、安心して自分らしい暮らしを形づくるまでの期間、生活支援と合わせて、必要に応じて医療的な介入ができる訪問看護の役割は大きく、精神科訪問看護は社会資源の一つとして考えられるようになりました。
このような社会的背景のなか、今まで大仲さつき病院内の看護の一つとして、訪問看護に取り組んできましたが、10月1日から『訪問看護ステーションひばり』を開設しました。
当訪問看護ステーションでは、その人の暮らしの場に訪問し、通院を継続し、服薬を定期的に行えるよう支援しながら、地域でその人らしく安定した暮らしができるように少しでも手助けや支えになり、利用者様と家族の皆様との信頼関係の構築を第一に考え、スタッフ一同努めてまいりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
利用案内
訪問看護ステーションひばりは、定期的に看護師や精神保健福祉士等がご自宅にうかがい主治医と連携をしながら健康チェック、治療の継続、予防ケア、生活支援、家族ケアを行ってまいります。
利用者様の能力を可能な限り引き出し、自立した在宅療養を営むことができるよう療養生活を支援し、心身の機能の維持回復、生活の質の向上を目指す事を目的とします。
こんなことでお困りではないですか
- 症状で困っている
- お薬の飲みわすれがある
- 単身での生活に自信がない
- 夜眠れない、日中眠気がある
- 人とうまく話せない、付き合うことが苦手
- お金のやりくりがうまくできない
- デイケア・就労支援など利用したい
- 家族が不安を抱えている。接し方がわからない。
※このようなことでお困りの方は、かかりつけの医師か当ステーションにお問い合わせください。
当ステーションを利用できる方
当ステーションは、当法人のご利用者だけでなく、他の病院やクリニックに通院されている方も、かかりつけの医師(主治医)の指示により訪問看護の必要な方はご利用いただけます。ご利用に関しては、かかりつけの医師(主治医)の「指示書」が必要となります。
わからないことがあれば、当ステーションにお問い合わせください。
看護サービスの内容
- 病状、障害の観察、健康管理支援、日常生活上の相談や指導
- 医師の指示による医療処置、服薬状況の把握
- 清潔、食事、排泄、睡眠への援助や助言
- 環境整備
- 対人関係の支援
- リハビリテーション
- 認知症の方の看護
- 家族など介護者の支援、相談
- 保健、福祉サービスなどの活用支援と連携、調整
訪問看護サービスの仕組み
料金
利用料 | 訪問看護1回につき、各医療保険に基づく本人負担分が基本料金です。 ・自立支援受給者証を申請されている場合は、その上限内 ・後期高齢医療保険利用者は利用料金の1割又は2割 ご利用になる保険等(医療保険・介護保険・自立支援・生活保護等)により、 一部負担金の金額が変わります。詳しくは当スタッフにお尋ねください。 |
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交通費 | 1Kmにつき15円 |
利用日・利用時間
利用日/月曜〜金曜日
利用時間/午前9時〜午後4時
休業日/土曜・日曜・祝日、年末年始(12月28日〜1月4日)
問い合わせ先
住所 三重県員弁郡東員町大字穴太2000番地
電話番号 0594-76-5511 (大仲さつき病院と共通)
訪問看護ステーション ひばり 管理者 早川 千佳